2023年7月22日(土)に開催された日韓アートイベント「HAKUCHI」。
イベントに際して【HAKUCHI artist interviews】と題し、イベントアーティストメンバーに自分と作品との向き合い方、制作方法、そして韓国との関わりなどを深堀りインタビューをしてみました!
今回は、フェミニズム文脈の世界の歪に対してzineや詩、コラージュなどさまざまなアートワークの中で、煌めきを掴み続けるように思考や想いを発信しているm.o.nさんと対談形式でインタビューをしてみました。
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現在の職業など、m.o.nちゃんのプロフィールを教えてください。
m.o.n:SNSコンサルを経て建設現場の通訳翻訳した後に、今LUSHで販売員やってる。
たろ:いろいろあったよね笑
m.o.n:今LUSHで一番長く働いてる。
たろ:今何年目ぐらいだっけ?
m.o.n:9月で3年目に入る。
たろ:そういえば元々その建設の会社に入ったのって、どういう経緯でそうなったんだっけ?
m.o.n:SNSコンサルやめてニート3ヶ月やって、なんかどうしようかなって思った時、おじいちゃんの知り合いに建設現場の東北の支局長みたいな方がいるから、風車のエンジニア海外から呼んだりするんだけど、その通訳翻訳をしてほしいって言われて。
たろ:そこからLUSHに移ったのって、なんでLUSHにしようと思ったの?
m.o.n:LUSHが元々好きだったから、コスメティクスの中でもエシカル文脈とかを昔から頑張ってやってるっていうのは知ってたし、そこですごい共感してたからファンだったんだよね。
建設現場はやっぱりおっさん社会で気持ち悪すぎて。
古いもん、田舎だし。
辞めるぞって宣言しながら転職の活動をしてて、LUSHにしかほぼほぼ応募してなくて、LUSH落ちたらやばいなと思ってたけどありがたいことに採ってもらったっていう。
今までの経歴から、自分の作品作りに影響したことはありますか?
m.o.n:めっちゃあって、みんなそうだと思うけど元々怒りとか悲しみによる創作意欲が湧きやすいタイプだから、やっぱり悔しいとかクソって思った時に一番作れる。
けど、今は結構嫌なところも凄いいっぱいあるけどフェミニズム文脈とかがちょっと落ち着いてきたから全く作るエネルギーが沸いてない気はする。。。
たろ:確かに私も多分もんちゃんと一緒で、そういうわーー🤯ってなった時にしか作れないタイプだったりする…
でも抱えてることとかは日々一応あるけど形にできてないっていうのでちょっともやもやしてて…
今またやろうと思って始めたって感じだからちょっと何かきっかけがお互い作れたらなって。
m.o.n:今回もこのお話いただいて、ずっと創作意欲がないままだったから、トリガーもらって、全然ちょっとしか作れないけど、作れてるのが凄く嬉しい。
たろ:ありがとう本当に🥺
次にイベントに出すやつってどういうの今作ってたりしてる?
m.o.n:今回もzineで、今までは冊子のタイプ作ってたけど、今回はなんかちょっとクラフトっぽいzineを。
で、内容が自分の人生観だったりとか、ちょっとフェミニズムにも絡んでるつもり。
たろ:軸としてはもう主にフェミニズムみたいな感じ?
m.o.n:うん、そうだね。
やっぱり自分の中の悔しいとか怒りとか悲しみっていう、その哲学が結構太いから。
たろ:元々制作するきっかけになったみたいなのってある?
最初からフェミニズムみたいな感じで作ってた?
m.o.n:制作自体は大学の時にzineのカルチャーを知って、zineのサークルに入ってたから。
それで「あ、面白いな」ってなって、元々雑誌好とかコラージュとかも好きだからちっちゃい頃から作ってたけど、作品として作り始めたのは大学からで、内容もフェミニズムとかが主軸だった。
たろ:今まで何作品くらい出してたっけ?結構作ってるよね。
m.o.n:なんか共作とかも含めたら…今数えてるね(笑)
(指折り数える)
たろ:めっちゃ作ってる(笑)
m.o.n:でもね、大量出版とかじゃなくて、ひと作品だけ!みたいな…
たろ:9、10…?
m.o.n:ぐらいかな?
数は覚えてないけど、どういう作品作ったっていうのは覚えていてはいて、これもzineに含めるのかなみたいなのがちょこちょこあるって感じ。
たろ:自分で「あ、これ第1作目だ」みたいな感じに思った作品とかってどんな作品だったとか覚えてる?
m.o.n:第1作目は共作で、大学のゼミでヨルダンに難民の調査で行った時。
その時見てしまったものはいっぱいあるじゃん。
例えば、難民の方々は実際貧困に喘いでいるとか、トラウマを抱えてるみたいな。
そこにズゲズケ行っちゃったって過ちは後から考えると結構あったんだけど、見てしまったからには何か残したりとか、そういう想いで大学のゼミの仲間3人で300部ぐらい刷った。
それが「Un.zine」*ていうんですけど、それが第1作目。
*世界のun(known)やun(developed)なトピックを、国際開発学の視点から考えていくカルチャーマガジン。
@un.zine
たろ:通販とか、どっかに配ってたりとかしてた?
m.o.n:まずBASEで売ってたりとか、手渡し。あとはイベント?
その3人の中だったら私が結構イベントに出る方だから、イベントに持って行って、そこで売るみたいな。
渡して感想くれる人は結構多くて、元々社会問題とか国際関係・国際情勢とかに興味ある人が手に取ってくれることが多かった。
そういう人たちが考えたこととか、初めて分かったこととかは教えてくれたりした。
「Un.zine」販売BASEリンクはこちら
たろ:もんちゃんの中で一番印象に残ってるっていうのもその作品だったりする?
m.o.n:うん、1人がデンマークにいる中で作ってたの。
2人日本で、1人デンマークにいるっていう時。あとフランスに行ってた時期もあるかな。
バラバラな時に作ったから、いろんな人の協力ももらってやったから。
たろ:オンラインとかで話し合って協力して作ったみたいな?
時差とか大変そう…
m.o.n:時差とかあるから、マネジメントは難しいけど、zoomとかで何とかやりながら…
たろ:今ってそれまだ売ってる?
m.o.n:全然注文されれば送るし、今度のイベントにも何冊か持ってこうかなって。
たろ:いいね楽しみ!☺️
m.o.n:待って!
今思い出したけど、zine1作目それじゃないかも…!
たろ:ほんと!?
m.o.n:だって自由大学*でたろちゃんと出会ってるから、その時うちら大学生だよね?
たろ:うん、そう。
*株式会社スクーリング・パッドが運営する”誰もが自由に学び、自由に教え、自由に創ることができる新しい学校”をコンセプトとした「自由大学」
▲こちらの講義でたろとm.o.nちゃんは出会いました。
▲「Publisher入門」講義レポート
m.o.n:そん時のzineだわ多分。もうなんか記憶がごちゃごちゃなってる。
たろ:あ、でもそれが初なんだ。
m.o.n:うん。
それが自分自身だけで作ったzineは初めてで、おじいちゃんのzineだったんだけど、詩っていうか俳句と私の写真のコンビネーション。
の、zineが一番最初!
おじいちゃんのzine「memoayani」
たろ:それはどこかに発表したりとか販売とかはしてないんだっけ?
m.o.n:おじいちゃんのやつは自由大学で出展する用みたいな、三崎港の*何かあったじゃん?
その時と、あとはちょこちょこイベントにも出してるし、私のBASEかな、置いてあるのは。
*「Publisher入門」で講義をしてくださったアタシ社のミネシンゴさんが主催する「三崎いしいしんじ祭 2018」にて、講座卒業生達のzineの販売をしました。
「memoayani」販売BASEリンクはこちら
たろ:懐かしい、自由大学…2017年※とかだったっけ?5年ぐらい前?すごい年月が経ってる…※2018年でした🙇♀️
m.o.n:私すっごい覚えてるのが、たろちゃんでっかいリュックを持って「今から韓国行ってきます!」みたいな(笑)
たろ:そうなのよ(笑)
m.o.n:もうメンバーみんな、たろちゃんが去った後に「すごいね!」「バイタリティ溢れてるね!」みたいな…(笑)
たろ:なんかあの時期めっちゃ狂ってたなって、今では思ってるけど自分では狂ってたって思ってなかったから(笑)
その、一応韓国留学みたいな感じで、サマースクールみたいなので行って。
そこでつながったご縁で、そこのサマースクールを主催してた人と今こうやってイベント一緒にできてるから、なんか繋がってんなーって思う。
m.o.n:すごい!
たろ:こういう輪をね広げていきたいなーって思ってます!(笑)
m.o.n:ありがとうございます🙏
たろ:いやとんでもない…
私はもう社会から逃げたいだけで生きてるから…
m.o.n:逃げてこ。
今までの制作物の中で一番印象に残っている作品にどんなストーリーがありましたか?
m.o.n:さっき言ったように、ヨルダンにいるシリア難民の方々の話とか、ヨルダンにいる女子大学生たちの作品とかを交えて作ったzine。
やっぱり学部的にも国際開発学っていう、そういう学部に行って国際情勢を憂いている身としてやっぱり見てしまったものは伝えなければならないというか。
義務を感じてジャーナリズム的な感じで作ったzineなんだけど、実際行って感じたこととか文化風習にまつわる話をその当事者たちから聞くだったりっていう機会はすごく内容的にセンシティブでもあるし、伝え方によっては間違ってしまうこともあるからこそすごい慎重に書いたっていうのもあるし、なんといっても出会った人たちの作品だったりも入れ込んでいるので、これもなんか一個のコミュニティみたいな感じで作れたのがすごくよかったなって思う。
たろ:ずっと聞きたいなと思ってたのが、なんでヨルダンなのかなって思ったのと、もんちゃんがその学部を選んで何をしようと思ったとか、zineを作るきっかけのきっかけみたいなところが聞けたらなと思って。
m.o.n:なんでヨルダンになったとかっていうのは多数決で、ゼミでどこ行く?みたいになった時に難民の選択肢を候補として挙げてくれた人がいて、それでヨルダンに決まった。
学部というか、私のゼミも開発学だから、開発学の中にはもちろん貧困問題とかもあるけど、難民の問題っていうのもあるので。
単純に多数決なんだけど、やっぱり難民の実態みたいなのを知る必要がみんなあるなって思ったからこそ選ばれたんだろうなと思います。
たろ:多分普段生活してたら難民について深く考えようって色んな人ってそこまで考えが及ばないのかな、とちょっと思っちゃってはいるんだけど、難民について考えようと思ったきっかけとかってあったりする?
m.o.n:正直言ったら難民をメインで考えようとはそれまで全然思ってなくて、どちらかというとちっちゃい頃から世界平和っていう漠然とした戦争をなくしたいとかそういう夢があったから、そもそもはユニセフに入りたいとか、国会の職員になりたいとか相当でっかい夢は持ってたしで、大学に行ったのも高校の時にJICA(ジャイカ)っていう国際協力の民間企業を知ったから、難民も含めてだけど社会問題とか国際的な問題全般にはすごい興味があったから、そういう学問に進むようになりました。
たろ:すごいもうまじで…そこまでの考えというか、ちっちゃい頃から世界平和なんて何も考えずに生きてたからそういうのまじですごいなと思って…
m.o.n:なんだろうね…
わかんないんだけど、昔はテレビで飢餓状態の子供の写真とか上がってたから、あれ見て「あーあ…」みたいな。
なんで私はこう健やかに過ごせてるのに、片や地球のどこかの国ではそうではないんだろう…みたいな、疑問がずっとあった。
たろ:本当にそれすごいことだなと思って。
私もちっちゃい頃ご飯とか超残してた時に、お母さんとかが「世界では食べれない子もいるんだよ!」みたいに言われて育ってきた身ではあるけど、「いやでも今は今だし、私は私でその人はその人じゃん」って考えてたひねた子供だったから、マジで、マジですごいと思って。
逆に私もんちゃんと会ってそういうことを考えるようになったというか、考えてらっしゃる方がいる!と思って。
身近だし同世代だしって思って、そういうところで活動してるって言う人いるのが、私にとって自分の生きづらさとかも色々考えた時に全部つながってるなあって思って。
私もその点に置いてめっちゃもんちゃんに影響を受けてるとこあるかもしれない。
m.o.n:嬉しいです🥺
たろ:やっぱ伝わってないから分からないし、考える気も起きないっていうのは結構あるのかなって。
あと身近な存在にいないっていうのもあるかもしれないなとは…
m.o.n:それはね、あるかもね…
たろ:だから本当、私も色々もんちゃんの活動とかに私なりにでも協力できたらなと思っております。
使用するツールや手順などはどのような感じで作ってますか?
m.o.n:zine作る時にあえてデザインを見るとか、Pinterest漁るとかは全くしてなくて。
もうデザインとかはその場で決めるけど、なんかこう徐々にエネルギーが溜まってきて「あぁ、もう今出さないとちょっと無理かも」みたいな、アドレナリン出てる時にガンって作るんだけど、作るときのツールは貧乏性で(笑)
あの、フォトショとかイラレとか入ってないから、全部パワポ。
たろ:すごい、まじで。
私パワポ使えないから、それで作ってるって前ちょっと聞いたことあるから、まじですごいなと思って。
m.o.n:ほんと、パワポ職人になっちゃってて(笑)
たろ:すごすぎる…
m.o.n:ありがとうございます…
パワポで頑張ってるんだけど、あとは手作り。ハンドプレスってな感じになっちゃうかな。
切ったり貼ったりしてるみたいなの作ってた。
たろ:コラージュみたいな?
m.o.n:うんうん、そうそう。
コラージュは好きだから質感とかも残したいから、大量に生産したいけど無理だから1作品だけ!みたいな感じで…
たろ:でもそういう1作品!みたいなのってこう付加価値というか、もうだってこの世に1個しかない訳だし、そういうのめっちゃいいなって思う。
HAKUCHIの参加メンバーとはどんな繋がりがありますか?
たろ:とれたてクラブさんご紹介してくれたよね?
とれたてクラブさんにキチジンの時に本を送ってくださったの見てめっちゃいい!と思って、「なかよしビッチ生活」!
▲とれたてクラブ「仲良しビッチ生活」試し読みインスタグラムリンク
m.o.n:マジで、あれ最高!!
たろ:そう、とれたてクラブさんとの繋がりとか、どういう経緯でお知り合いになったのかなと思って。
m.o.n:とれたてさんはインスタでフィードとか見ると結構イケイケなことやってたからフォローしとこうってなって。
で、もっと関係性が深まったのは今LUSHで働いてる私より後に入社した子がいるんですけど、その子とも知り合いだった。
そこでお店とか来てくれるようになったりとか、私が個人的にとれたてさんの出展してるイベントとかに行ったりして、知り合いとしてのレベル感が上がったって感じかな。
たろ:本当にお誘いしてくれてめっちゃ嬉しいと思って。
どんな感じでお誘いしたのかな?
m.o.n:韓国の要素もあるイベントだから最低でもK-POPとかに興味ありそうな人を呼ぼうと思ってて、「あ、とれたてさんそういえばヨジャドル結構あげてるな」と思って、とれたてさんにオファーしてみた。
たろ:めっちゃ嬉しいありがとう…
m.o.n:よかった!参加決まって!
たろ:本当に嬉しい…もんちゃんともセブチ繋がりだなと思ったっていうのと、他の私が声かけた人もodoruさんとかセブチつながりで参加して、結構フェミニズムとかも色々リツイートしたりとか、意見話したりとか、パブコメとかしたりして、odoruさんとおしゃべりしてほしいと思って!
m.o.n:会いたーい!
たろ:そう、色々ご縁がつながってんなーと思って。
特にセブチすごいと思って!あとはomiuさんとかchamiさんもセブチ好きっていうか、ほぼそれ繋がりっていうのもあるかもしれない…
良いコミュニティが広がってきてるなって、私ながらに勝手に思ってる(笑)
m.o.n:ありがとうセブチちゃん…🥺
たろ:あとRANちゃんも来る!RANちゃんの作品もめちゃめちゃいいからみんなに見てもらいたい。
m.o.n:楽しみ!
m.o.nちゃんにとって韓国はどんな存在ですか?韓国との関わりや印象を教えてもらえたらなと思います。
m.o.n:私はさ、たろちゃんみたいにすごくのめり込めた訳じゃなかったから、あんまりこうね、わからないことの方が多いし、簡単には語れませんけど…!
アイドルとかだけじゃなくて知り合いにいる在日何世の子とか、その子達が抱えている問題だったりとか、日本でどういう抑圧の歴史を受けてきたかみたいなところとかも絡めて自分の中で韓国っていう存在はわりと身近であり、もっと知りたいっていうのと、普通に遊びに行きたい!みたいな。
結構シリアスに捉える部分もあれば、良くも悪くもエンタメとして消費しちゃう時とかも。
でも一番は、もっと良く知りたい。
たろ:なんだろ、私はのめり込んでるというか、おばあちゃんとかが割と嫌韓な方で、「韓国ってやべえ」みたいな風にもう刷り込まれて生きてた中でK-POPに会って、その価値観が全部ぶっ壊されてその狂いでおかしくなっちゃった人みたいなところあるから、なんかこう…
私が好きなもののはずなのに根底に刷り込まれた憎しみみたいなのがあるこの感覚が不思議過ぎてそれを知りたくて狂ってるとこあるかもしれないっていうのはあるから…
韓国という魅力はあるけど日本との関係性みたいなのもあるから、すごい不思議だなっていうのは私の中でもあるかも…
知りたいっていうとこは多分もんちゃんと一緒かもしんない。
作品を通じて伝えたいメッセージや感じてもらいたい印象はなんですか?
m.o.n:何かしらの情報とかを盛り込むとか、そういう背景を盛り込んだものに関してはもっと知ってくださいっていう、現状とか問題を知って下さいっていう気持ちはもちろんある。
そうじゃないただのアートワークとかだったら別に受け取り方は自由だし何でもいいんだけど、第一にはやっぱり私の感覚で見る世界とか私の感覚で作る何かを体感してほしいっていうのはありますね。
現在困っていることや最近の悩みはありますか?
m.o.n:いっぱいあるよ〜!何系?なんでも?
たろ:なんでもいいよ!(笑)
m.o.n:困ってることは、生活リズムが整ってない。
このニキビが治りません!(顎のあたりを指差す)
ビューティーアドバイザーのくせに何言ってんのって感じだけど、ここのニキビが全っ然治らなくて😠
なんでだろうなって感じ。
たろ:ほんと、何だろ顎ニキビとか、ホルモンの関係かな?
m.o.n:寝不足!?
それとか、漫画喫茶で読みたい漫画があるんだけど遠くて面倒くさいなってずっと思ってるっていう…(笑)
そういう悩みとか…リアルなのでいくとお給料が少ない。。。
たろ:それは一番シビアだよ!
m.o.n:本当に、もうそこしか考えてないから今。
給料が低い、給料が低い…😞
たろ:転職しようとか思ったりはまだしてない?
m.o.n:給料と天秤にかけた時の居心地の良さがすごいの。
もう人が良すぎてやめれない。。。
今まで散々な思いしてきてるから、天国😇
たろ:その場合はどうなんだろうなぁ〜…
副業とかはできるんだっけか?
m.o.n:できるけど、体力ない。
副業してる人たちすっごいなって。
いるんだけど何人か、どうやってるん?みたいな。
そもそも働かないで生きていきたいから増やすのは現実的じゃないなと思っちゃって。
たろ:副業っていう業務じゃなくて、本当に自分の好きなことでね、稼げたら一番いいよね。
m.o.n:クリエイター的にはね、自分で作ったもので稼ぐみたいなめっちゃ大事だよね。
これからどういう活動をしていきたいですか?将来の展望ややっていきたいこと、やってみたいことを教えてください。
m.o.n:ずっとやってきたいことは、今回のインタビューであんまり言及しなかったけど、言葉で遊ぶみたいなのがすごい好きだから、言葉遊びは一生やっていきたいし、手で何かをいじるのも好きだからzine作ったりとか、コラージュはずっとやってきたい。
ですが、うーん、なんかこう…売りたいっていう意欲があんまりなくて。
それは自信のなさとかがベースにあるからなんだけど、あとノウハウを知らないとか。
作品が揃ってきたら機会があったらちゃんと自分のスペースを作って売るみたいなのをもっと頻繁にやれたらいいなって思う。
コラージュ作品
最後に、読者や来場者さん、同じくHAKUCHIに参加するクリエイターさんに向けて何かメッセージがあればお願いします。
m.o.n:来てくれる人も参加する人も、それぞれのクリエイターの世界観を第一に感じてほしいし、あんまりこういうイベント来たことがない人たちも、入門だよ〜みたいな人も、クリエイターのエネルギーを感じてほしいし、作ることが単純に好きでこうやって集まってるみたいなのってすごい面白いと思うから。
しかもジャンル違うのにこんなにごちゃごちゃで、楽しみ〜🤘みたいな感じになってるから、すごい豪華だなと思うし、それぞれじっくり一つ一つ見てほしいなって思います!
m.o.n
フェミニスト。1997年生まれ。宮城県仙台市出身。あらゆる差別に反対。反戦反核。zine、詩、アートワーク。